- 2025年6月1日14:46:11更新
衣の衿は、ピシッと派?ゆったり自然派? 「きくちいまが、今考えるきもののこと」
ここ近年、やけに衿元がぴしっとしている浴衣姿の女性を見かけるなと思っていたら、長襦袢の衿のように、浴衣の衿にもプラスチックの衿芯が差し込めるようになっているんですって。
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きくちいまの、きものと

エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある
浴衣の衿は、ピシッと派?ゆったり自然派? 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.96

わたしの祖母は帯板も衿芯もせずに、ゆったりときものを着る人でした。古い写真を見る限り、明治や大正生まれの人は、皆さんけっこうそうだったんじゃないかな。
わたしはそういう自然な姿がいいなと思うのですが、やれおはしょりは何センチ以内だとか、衿の抜き方はどのくらいだとか、判を押したような着姿を求めすぎる傾向にあるように感じています。
現実の着姿とグラビア撮影の着姿は全然違うものなんですけどね。
ところでここ近年、やけに衿元がぴしっとしている浴衣姿の女性を見かけるなと思っていたら、長襦袢の衿のように、浴衣の衿にもプラスチックの衿芯が差し込めるようになっているんですって。
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この記事のライター
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