• 2021年9月9日21:40:39更新

銀細工の簪(かんざし)と帯留め ―京都伝統工芸の技とプロダクトデザインの融合

ー「京都の伝統工芸の技と現代デザインが融合した逸品」を世界へ提供し、情報発信することをビジョンに掲げるWGD京都。プロダクトデザイナーの福定良佑さんと、200年以上の歴史を持つ錺匠(かざりしょう)「竹影堂」がタッグを組んだ、製作プロジェクトをご紹介します。ー
「きものと」にて必見コラム連載中!

着物をまなぶ〈ものづくりの現場〉

「京都の伝統工芸の技と現代デザインが融合した逸品」を世界へ提供し、情報発信することをビジョンに掲げるWGD京都。

プロダクトデザイナーの福定良佑さんと、200年以上の歴史を持つ錺匠(かざりしょう)「竹影堂」がタッグを組んだ、銀細工の和装小物の製作プロジェクトをご紹介します。

コロナの影響で国内外からの観光客が減少している今、京都の伝統産業は苦境に立たされています。

2020年5月には、京都の工芸品を販売するオンラインショップ「京もの専門店みやび」が特設サイトを開設し、「このままではコロナに京都の伝統産業が負けてしまいます」というメッセージを発信。
実際に廃業に追い込まれる事業者も増え、世界に誇る日本のすばらしい技術が失われようとしているのです。

200年以上、代々京都で錺(かざり)金具を制作してきた「竹影堂」もそのひとつ。

そんな中、竹影堂に“ある企画”が持ち上がります。

声をかけたのは、「京都の伝統工芸の技と現代デザインが融合した逸品」を世界へ提供し、情報発信することをビジョンに掲げるWGD京都(World Good Design 京都)。

伝統産業に関わる数社と商品開発を行い、現代の生活に馴染むプロダクトを生んできた会社です。

”ある企画”とは、「歴史ある竹影堂の手工芸の技術に、世界的なプロダクトデザイナー・福定良佑さんのデザインを組み合わせ、今までにない魅力的な銀細工を作る」というもの。

そこに「京都きもの市場」も着物ユーザーの意見を届ける役割として参加し、現代の和姿に映える、かつてない銀製の和装小物を作るプロジェクトが発足しました。

クラウドファンディングは8月31日(火)からスタートし、9月下旬まで支援を募集。
ぜひご参加の上、「どんな着物にも調和する上品でモダンなデザイン」と「京都伝統の手工芸のぬくもり」を同時に感じられる銀細工の簪や帯留めを実際にお手に取ってみてください。

古典的かつスタイリッシュな空気感に、今までにない”普遍性”を実感いただけることでしょう。
またさらにそれが、逆境に立たされている京都の伝統産業の応援にもつながるのです。

詳しい内容と、プロジェクトのご紹介はきものと公式サイトより!↓↓↓

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