- 2025年6月16日22:45:10更新
上七軒の街並みに惹かれ、憧れの舞妓に 上七軒・さと葉さん 「令和の芸舞妓図鑑」
花街に身を置く写真家・小見直人さんは、芸舞妓さんの美しい表情や仕草を作品に写し取っています。
そんな彼の作品で編む、芸舞妓さんの素顔に迫る、きものと版「令和の花街図鑑」。今回は、上七軒から初の登場となる舞妓・さと葉さんです。初対面となった小見さんともあっという間に打ち解けた彼女の自然な笑顔をご覧あれ。
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花街のきもの
「花街のきもの」というテーマにて花街と関わる様々な人のインタビューとコラムをお届けします。
上七軒の街並みに惹かれ、憧れの舞妓に 上七軒・さと葉さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.19

花街に身を置く写真家・小見直人さんは、芸舞妓さんの美しい表情や仕草を作品に写し取っています。そんな彼の作品で編む、芸舞妓さんの素顔に迫る、きものと版「令和の花街図鑑」。
今回は、上七軒から初の登場となる舞妓・さと葉さんです。
初対面となった小見さんともあっという間に打ち解けた彼女の自然な笑顔をご覧あれ。

【ご本人コメント】
小学校の修学旅行で京都に京都に寄せてもろた時に、お宿の宴会場で生まれて初めて舞妓さんを見ました。とても同じ人間とは思えず、妖精みたいどした。舞台後に握手してもろたんどすけど、その舞妓さんの手がサラサラで!舞妓さんになったらこんなに手ぇサラサラになるんや!って思って、興味をもちました。
そこからいろいろ調べて、住み込みで京都で暮らすのも憧れてたんどすけど……両親には反対されましたね。テレビで京都の特集など舞妓さんを連想する番組が流れるだけで空気が悪くなって、チャンネル変えられたり(苦笑)
でも、何を言われても諦めへんかったので、うちの粘り勝ちどす。中学生の頃には、親と一緒に花街を5つとも歩いて回ってみて、上七軒の通りの雰囲気が一番好きやったので、母と「ここがいいね」って言い合って、上七軒に決めました。
今年の春で丸3年を迎えて、4人の舞妓の中では一番年上になりました。昨年の4月からおふくを結うようになったんどすけど、そのときに屋形のお姉さんからいただいた桜の花かんざしを挿してきました。グラデーションになっているところがお気に入りどす。
桜の花色に合わせた珊瑚のぽっちりは、中央にダイヤモンドがついていて、この美しい細工にいつも見惚れてしまいます。みなさんにも近くで見てもらえたらうれしおす。
気になるコラム続きは…きものと公式サイトより!
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小見直人
1975年、京都市生まれ。
京都調理師専門学校を卒業後、ソムリエデビュー。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、同シニアソムリエ、同ソムリエエクセレンス取得。2009年から、京都にある著名なワインバーのカウンターに立つ。
趣味で京都の寺社仏閣、芸舞妓さんの撮影をしている間に、カメラにどっぷりハマってしまう。
ライフワークとして、Instagram等で写真をアップする日々。二代目愛機は、SONYのα7Ⅳ。
この記事のライター
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