- 2024年10月6日15:04:59更新
お稽古事のきもの 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.88
いつもは洋服でお稽古している方も、たまにはきもので行ってみると、それこそ立ったり座ったりの動作ひとつにも新しい発見があるかと思います。
- LIKE2
- 335view
きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある
お稽古事のきもの 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.88
きもので習うお稽古事といえば、まず思い浮かべるのは茶道でしょうか。
茶室に入れば掛け軸、季節の花が飾ってあって、茶碗や茶杓、棗なつめなどの道具も素敵なものばかり。季節をイメージした和菓子をいただいた後に飲む抹茶は、日々の疲れが取れる癒しの時間です。
きものでお稽古をするイメージが強いものの、実際はお仕事の帰りにそのまま教室に行く場合もあるでしょうし、必ずきものを着てお稽古しなければならないと決まっているわけではありません。
ただ、わたしの実感としては、立ち居振る舞いや、きものを着てお稽古をしたほうが習得が早い気がします。
帯に帛紗ふくさを挟む、衿元に懐紙かいしや釜敷かましきを入れる、などの動作は、やはり洋服ではできないですからね。
いつもは洋服でお稽古している方も、たまにはきもので行ってみると、それこそ立ったり座ったりの動作ひとつにも新しい発見があるかと思います。
お稽古に着物で行ってみませんか?
きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて!
↓↓↓
この記事のライター
- 日本最大級の着物通販サイト