- 2023年11月10日21:37:20更新
和装振興協議会というのがありまして 「きくちいまが、今考えるきもののこと」
メンバーは、大学教授に染め織りの組合の代表、小売店や百貨店の代表などそうそうたる顔ぶれ。
そのなかに”消費者代表”というような形で、ピースの又吉さんと一緒に参加させてもらっています。
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きくちいまの、きものと
エッセイスト・イラストレーター きくち いま さん
ほぼ一年中を着物で過ごし、着物ライフの楽しさをイラストとエッセイでつづる。
執筆の他、着物や帯などのプロデュースも手がけ「着物は人生に寄り添うもの。
おしゃれで楽しくて、お守りのような存在の布になれたらと願い、ものづくりをしています」と語る。
著書に「大人かわいい着物読本」(主婦と生活社)、「おとなのときめきふだん着物」(河出書房新社)、「買ってはいけない着物と着物まわり」(実業之日本社)などがあり、最新刊は「東京着物さんぽ」(GB)。山形県在住で、子3人犬1匹の母でもある。
http://imappage.net/
和装振興協議会というのがありまして 「きくちいまが、今考えるきもののこと」vol.77
「買ってはいけない着物と着物まわり」という本を出す前から、もう何年も、欲しくないきものや帯を無理やり売りつけて商売をする阿漕なお店のことを「あこぎや呉服店」と呼んで、近づかないように注意喚起していますし、コラボなどでものづくりをするときも、産地の人にきちんと対価が支払われるフェアトレードは当たり前のことと言ってきました。
きちんとしたお店や企業じゃなかったら、お付き合いはしません。
ところが世の中は広くて、「名古屋帯は絶滅した」と言って袋帯を売ったり、「お友達と映画を見に行ったり食事をしたりしたい」という人に対して訪問着フルセットを薦めたりするお店や、産地を軽んじて対等な取引をしようとしない企業もいまだにあるというのです。
経済産業省で行われる「和装振興協議会」というのが年に1~2回ありまして、わたしは和装振興協議会がスタートする前の、「和装振興研究会」からずっと委員をしています。
メンバーは、大学教授(和装文化がご専門の先生、きものの歴史の先生、きものの経済に詳しい先生など)、染の組合の代表、織の組合の代表、小売店の代表、百貨店の代表などそうそうたる顔ぶれ。
そのなかに消費者代表というような形で、ピースの又吉さんと一緒に参加させてもらっています。
気になるコラムの続きと、きくちいまさんの連載は、「きものと」公式サイトにて!
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この記事のライター
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