- 2024年9月23日18:34:02更新
タフで身軽な器量好し! 祇園甲部・槇子さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.13
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの写真で注目を集める写真家・小見直人さん。日々更新される彼の作品から、きものと版「令和の花街図鑑」をお届けします。13人目は、祇園甲部の芸妓・槇子さん。Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』記事にもご登場くださった槇子さんの美しさをご堪能ください。
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花街のきもの
「花街のきもの」というテーマにて花街と関わる様々な人のインタビューとコラムをお届けします。
タフで身軽な器量好し! 祇園甲部・槇子さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.13
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの写真で注目を集める写真家・小見直人さん。
日々更新される彼の作品から、きものと版「令和の花街図鑑」をお届けします。
13人目は、祇園甲部の芸妓・槇子さん。
Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』記事にもご登場くださった槇子さんの美しさをご堪能ください。
【ご本人コメント】
うちが舞妓に出たときは同期だけでも15人ほどいたんどすけど……そのころに、とあるお姉さんから「同じことをしててもあかん」とアドバイスをもらったことがあります。「顔が別嬪か、気立てが良いか、舞が上手か、会話が出来るか、お酒が飲めるか」、何かしら秀でたものが必要やと言うてもうたことを、いまでも大事にしています。すぐには見た目は変えられしませんし、急に舞や話術が上達するわけやおへんので、お酒やったら…と思て気張ってました。お酒は好きな方やので、やらかさないように気をつけながら、いつも楽しく飲ませてもうてます(笑)。
今年の『都をどり』は第百五十回記念公演どした。朝早うから髪を結うたり解いたり、十二単に振り回されたりと一か月大変どしたけど、やり遂げることができて良かったです。例年、千穐楽の翌日のお昼間に、お師匠さんたちを囲んで芸妓が全員揃っての打ち上げがあるのどすけど、無事に終わったことでホッとするのと嬉しいのとで、前夜に弾ける人や疲れ切った子もいて、毎年何人か水しか飲めへんようになってるのも愛嬌どす(笑)。
この夏、お友だちが京都へ遊びに来てくれたときに、浴衣を着てみたいって言うてくれたので、うちがいつも着てるものを着付けてあげました。近所の喫茶店でお茶したりブラブラしたりしただけなんどすけど、「気持ちが変わる」と喜んでくれました。ただ身にまとうだけで不思議とテンションを上げてくれるのは、浴衣や着物のえぇとこどすね。
気になるコラム続きは…きものと公式サイトより!
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小見直人
1975年、京都市生まれ。
京都調理師専門学校を卒業後、ソムリエデビュー。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、同シニアソムリエ、同ソムリエエクセレンス取得。2009年から、京都にある著名なワインバーのカウンターに立つ。
趣味で京都の寺社仏閣、芸舞妓さんの撮影をしている間に、カメラにどっぷりハマってしまう。
ライフワークとして、Instagram等で写真をアップする日々。二代目愛機は、SONYのα7Ⅳ。
この記事のライター
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