- 2021年5月27日13:37:19更新
和蝋燭職人・田川広一さん 「紗月がゆく!祇園・人気芸妓が訪ねる京の技」
ー今回は和蝋燭職人・田川広一さんをインタビューいたします。なんとも奥深い、和ろうそくの歴史や魅力… YouTube動画と連動した「きものと」では、テキストともに撮影時の様子を楽しめます。撮影時のオフショットは「きものと」限定にてどうぞ。ー
「きものと」にてきものはじめてさん必見コラム連載中!
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着物をまなぶ〈ものづくりの現場〉
祇園甲部の人気芸妓・紗月さんが“伝統工藝師”の作業場を訪ねるスペシャル企画がこの春スタート!
約350年続く花街文化を支える職人さんたちの匠技を紹介することで後継者を発掘し、この先も絶えることない花街文化を継承していくお手伝いがしたい!
そんな思いからスタートしたスペシャル企画番組「紗月がゆく!祇園・人気芸妓が訪ねる京の技」。
YouTube動画では祇園甲部の人気芸妓・紗月さんがMCとして、京都が誇る“伝統工藝師”の作業場を訪ねます。
和蝋燭職人・田川広一さん 【YouTube連動・インタビュー編】 「紗月がゆく!祇園・人気芸妓が訪ねる京の技」vol.2-1
第2回目に伺うのは、創業130年を超える京都の老舗「中村ローソク」和蝋燭職人・田川広一さんの作業場です。
手で数えるほどしかいないという「和ろうそく職人」。
その第一線で活躍する田川さんの、職人を目指したきっかけ、そして色褪せない和ろうそくの魅力とは…
田川さんは和ろうそくの歴史について「日本の舞台や歌舞伎小屋で発展していった」と語りはじめます。
和ろうそくに照らされた舞台の上でいかに輝けるか…そこに試行錯誤が重ねられ、「おしろい」や「隈取り」といった伝統的な化粧も生まれたとか。
芸の世界と和ろうそくは、まさに切ってもきれぬ関係で結びついていたのですね。
YouTube動画公開と同時に「きものと」でも内容を公開しています(撮影時のオフショットが見られるのはこちらだけ)!
ぜひ動画でもお楽しみください♪
詳しい内容と、動画ご紹介はきものと公式サイトより!↓↓↓
紗月
舞妓さんに憧れて、中学2年生の夏から、祇園の置屋「つる居」に通い、舞の稽古に励む。
2011年2月28日に店出しして舞妓デビュー。
2015年2月23日に衿替えをして芸妓に。
2017年5月に”自前さん”として独立。
キュートなルックスと親しみやすい人柄で、テレビ番組の司会や雑誌企画などのメディアへの露出も多い。
舞妓2年目から連続7年にわたり売花奨励賞一等賞を受賞するなど祇園を代表する芸妓となる。
有限会社中村ローソク
1887年(明治20年)創業。
130年以上にわたり、京都で和蝋燭を作り続けている。
伝統の製法を守りながら、職人が一本一本丁寧に手描きした「インテリアにもなる絵ろうそく」や「香りを楽しめる商品」など、新たな和・京蝋燭も人気を博している。
https://www.kyorousoku.jp/
この記事のライター
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