- 2024年8月23日18:10:42更新
麗しい舞妓姿で人気を博す 祇園甲部・真矢さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.12
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの写真で注目を集める写真家・小見直人さん。
日々更新される彼の作品から、きものと版「令和の花街図鑑」をお届けします。
今回ご紹介するのは、舞妓5年目となる祇園甲部の真矢さん。小見さんにとって思い入れのある舞妓さんのひとりです。
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花街のきもの
「花街のきもの」というテーマにて花街と関わる様々な人のインタビューとコラムをお届けします。
麗しい舞妓姿で人気を博す 祇園甲部・真矢さん 「令和の芸舞妓図鑑」vol.12
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの写真で注目を集める写真家・小見直人さん。
日々更新される彼の作品から、きものと版「令和の花街図鑑」をお届けします。
今回ご紹介するのは、舞妓5年目となる祇園甲部の真矢さん。
小見さんにとって思い入れのある舞妓さんのひとりです。
【ご本人コメント】
2025年には衿替えを予定しているので、舞妓最後の年に祇園祭の「すずめ踊り」※に出させてもらえてすごくうれしおした。
うちが花街に憧れたのは、中学生のときに家族で京都へ遊びにきた際に、花見小路で芸妓さんをお見かけしたことがきっかけどす。「こんなにも恰好いい女性が日本にいるんや!」と感動して、衝撃を受けました。その日のうちに両親に「芸妓さんになりたい」と伝えて、そこからいろいろ調べて、夢を叶えることができました。
お稽古事が好きなので、毎日楽しおす。とくに舞とお三味線が好きで、今は年末に開催される会のお稽古に励んでいます。
小見さんに撮影していただくときは、好きな着物や簪を身につけていきますね。とくに7月の団扇の簪は、一番のお気に入りどす。最初の頃はコロナ禍でお仕事がなかったのでお姉さんのをお借りしていて、おふく※になったのを機に、どん!と大きいのが欲しくて「蜻蛉と柳と水を入れてほしいんどす」とお願いしてつくってもらったもので、大切に使うてます。
※すずめ踊り……花笠巡行後、八坂神社の舞殿で奉納される舞踏のひとつ。2024年は祇園甲部と宮川町の二花街の舞妓さんが参加。「舌切り雀」を題材とし、笹と雀柄の着物が印象的。
※おふく……赤い鹿の子が前後からのぞく「割れしのぶ」の後に結う髪型。結んだ布が後ろ側からだけ見える。
気になるコラム続きは…きものと公式サイトより!↓↓↓
小見直人
1975年、京都市生まれ。
京都調理師専門学校を卒業後、ソムリエデビュー。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ、同シニアソムリエ、同ソムリエエクセレンス取得。2009年から、京都にある著名なワインバーのカウンターに立つ。
趣味で京都の寺社仏閣、芸舞妓さんの撮影をしている間に、カメラにどっぷりハマってしまう。
ライフワークとして、Instagram等で写真をアップする日々。二代目愛機は、SONYのα7Ⅳ。
この記事のライター
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