- 2023年12月20日22:02:11更新
衿替を経て念願の芸妓へ 祇園甲部・美羽子さん「令和の芸舞妓図鑑」vol.4
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの写真で注目を集める写真家・小見直人さん。
日々更新される彼の作品から、きものと版「令和の花街図鑑」をお届けします。
令和4年の最後を飾るのは、11月に衿を替えて芸妓になったばかりの美羽子さん。舞妓最後となる貴重な先笄(さっこう)姿もお愉しみください。
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花街のきもの
「花街のきもの」というテーマにて花街と関わる様々な人のインタビューとコラムをお届けします。
衿替を経て念願の芸妓へ 祇園甲部・美羽子さん「令和の芸舞妓図鑑」vol.4
京都の寺社仏閣や芸舞妓さんの写真で注目を集める写真家・小見直人さん。
日々更新される彼の作品から、きものと版「令和の花街図鑑」をお届けします。
令和4年の最後を飾るのは、11月に衿を替えて芸妓になったばかりの美羽子さん。舞妓最後となる貴重な先笄(さっこう)姿もお愉しみください。
ご本人コメント
先笄(さっこう)※は、重たかったどすね。寂しいって気持ちはなくて、はよ鬘※をかぶりたいと思てました。衿替(えりかえ)※を目前に鬘合わせをしたんどすけど、白塗りしてへんかったこともあって、全然似合てへんどした(笑)。
芸妓になったのでお稽古事はもっと頑張りたい。
舞やお三味線、お茶、鼓とかの鳴り物に加えて、書道も必須どすし、長唄も習い始めたばかり。踊っているときスンッとした表情になるのが悩みなんどすけど、撮影中に小見さんから舞のときの目つきを褒めていただけてうれしかったどす。
※先笄(さっこう)……古くは結婚したばかりの女性が結った髪型で、祇園甲部では衿替間近になった舞妓が2週間ほど先笄を結いお歯黒をつけて過ごす。この期間にのみ見ることができる髪型で、上掲の黒紋付の際に結われている。
※鬘……舞妓は地毛で髷を結い、芸妓になると鬘を用いる。
※衿替……舞妓の赤い衿から白い衿に替え、芸妓になること。
気になるコラム続きは…きものと公式サイトより!↓↓↓
小見直人
1975年、京都市生まれ。
京都調理師専門学校を卒業後、ソムリエデビュー。日本ソムリエ協会認定ソムリエ、同シニアソムリエ、同ソムリエエクセレンス取得。2009年から、京都にある著名なワインバーのカウンターに立つ。
趣味で京都の寺社仏閣、芸舞妓さんの撮影をしている間に、カメラにどっぷりハマってしまう。ライフワークとして、Instagram等で写真をアップする日々。愛機はSONYのα7Ⅲ。
この記事のライター
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