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花街の名残を残す街で「狂言体験講座」のご案内

東京の花街の面影を残す四谷荒木町に
お座敷「穏の座」があります。
このたび、大蔵流狂言方・善竹大二郎さんによる
狂言体験講座を「穏の座」でおこないます。
三味線や太鼓の音が聴こえてきそうな
雰囲気があるお座敷で狂言を体験して
みませんか。
ご参加お待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
【講師より】
お笑いは好きですか。
狂言は約700年前にできたコメディ。
日本を代表する伝統芸能の一つです。
伝統芸能と聞くと難しいイメージがありますが、
今回の講座を通じて、皆さんに
『意外と面白いかも』
と思って頂ければ幸いです。
今回で和の心狂言講座は、三回目となりました。
一回目は『福の神』。
二回目は『盆山』。
三回目は『寝音曲』という狂言をお客様に知って頂こうと考えております。
あと、会場がバーという事もあり、体験では参加者の皆様に、『盃(さかずき)』という狂言の謡を声を出して謡い、楽しんで頂く予定です。
お時間が御座いましたら、是非お越し下さい。
何卒宜しくお願い申し上げます。
大蔵流狂言師 善竹大二郎
【講座概要】
1、狂言とはどういうお芝居か。
2、狂言『寝音曲』
【あらすじ】
太郎冠者の美声に気付いた主人は、自分の前で謡を謡えと命じます。太郎冠者は今後も謡わされては迷惑と考え、『酒を飲まないと謡えない』、『女の膝枕で寝て謡わないと声が出ない』という理由で断りますが・・・。
3、狂言の体験。
・『盃』
【プロフィール】
昭和56(1981)年生。善竹十郎の次男。
父及び祖父故善竹圭五郎に師事。
5才で『靱猿』の小猿役で初舞台。後に「末廣がり」「千歳」「那須」「三番三」「釣狐」を披く。
東京を中心に活動し、全国の小学校、中学校、高等学校、また養護学校、特別支援学校にて、狂言の普及に尽力する。海外公演も多数参加。
2013年より駒澤大学国文学科、一年生の初年次教育(全三回)において、外部講師として狂言を教える。
駒澤大学狂言研究会師範。
2004年~2006年まで、くらしき作陽大学邦楽部非常勤講師。
2008年
ブラジル移民百周年記念の外務省の事業で、ブラジル、
ウルグアイ、ベネズエラにて、父と共に狂言(盆山、棒縛り)を勤める。
2011年
櫻間会能楽団の一員として、ポルトガル(リスボン)にて能楽公演を勤める。
2012年
櫻間会能楽団の一員として、デンマーク(コペンハーゲン)、イスラエル(テルアビブ)の能楽公演を勤める。
2014年
明治神宮にて狂言『鬼瓦』を奉納。
一般財団法人茶道宗偏不審庵の依頼により、重要有形文化財一条恵観山荘にて、狂言を勤める。
2015年
ディケインズ作『クリスマスキャロル』を翻案狂言にし、脚本長屋晃一、演出善竹大二郎で取り組み、バイオリン、アコーディオン、コントラバスの西洋音楽とのコラボレーション企画、音楽狂言『寿来爺(スクルージ)』にて、主役(スクルージ)を父が演じ、語り手、マリ蔵と過去、現在、未来の精霊の5役を一人で演じる。
善之会 主宰。
駒澤大学文学部国文学科卒。
【開催日時】
2017年7月9日(日)13時より
12時30分開場
【会費】
2500円
【会場】
四谷荒木町「穏の座」
【最寄駅】
丸ノ内線 四谷三丁目駅 4出口より徒歩3分
新宿線曙橋駅 1出口より徒歩6分
中央線、丸ノ内線、南北線 四ツ谷駅 赤坂方面出口より徒歩10分
【 注 意 事 項 】
※講義内容の動画撮影、音声録音はお断りいたします。
※講師の病気等・天災・交通機関の利用不可の理由により
講座を中止する場合があります。
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このイベントの投稿者

和の心

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