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青梅の冬の風物詩「青梅だるま市」

2023年1月12日(水)東京・青梅市で「青梅だるま市」が開催されます。旧おうめ街道沿いの会場では、「だるま」の販売をはじめ多くの露店でにぎわいます。

青梅のだるま市がいつから始まったかについては確かな記録は残されていませんが、今からおよそ400年前の文禄5年(1596年・安土桃山時代)頃とも、およそ550年前の嘉吉元年(1441年・室町時代)頃に青梅で始まった織物を主とした物々交換の六斎市(ろくさいいち)がその起こりともいわれています。

当時、青梅周辺の産業の中心であった養蚕の繁栄を祈って「まゆ玉」と言って米粉を繭の形に団子にしたものをつげの木(通称だんごの木)にいくつもつけたものが売られていました。そして、今からおよそ190年前頃より縁起物として「だるま」も売られるようになったようです。昭和20年代の終わり頃より「まゆ玉」はだんだんと姿を消し、露天とともに「だるま」だけが残り、「だるま市」として年の初めの12日を青梅の風物詩として残りました。

露店:179店(内 だるま 47店)
また、住吉神社(東京都青梅市住江町12)では古いだるまの御礼のお焚き上げが行われます。

本町・元こどもやで「だるま展」を同時開催。多摩地域で作られるだるまや懐かしい写真を展示します。

このイベントの投稿者

KIMONO BIJIN

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女の子の着物メディアKIMONO BIJIN

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