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直書観音 vol.14 書と音のよろこびごと

書道家・白石雪妃と音楽家・Miyaによる、書・音・空間・人の全てが一期一会で融合しあうパフォーマンス。来場者の参加できる、書と音のワークショップもあります。楽器持参歓迎。

吉田茂の懐刀として「占領を背負った男」白洲次郎と、小林秀雄らと交流し日本の美についての随筆を多く記した妻・白洲正子が、日本の敗戦を見越して、食料生産のために鶴川村の農家を買い取り、改造したカンツリーハウス。二人の遊び心と美意識が今なお呼吸し続ける武相荘で、直書観音を開催します。


改元後、最初の直書観音 Vol.14は「よろこぶ」という響きをテーマにしたパフォーマンスを行います。

「よろこぶ」という訓読みを持つ漢字には、

 悦 喜 愉 款 賀 説 歓
などがあります。(白川静「常用字解」より)

融通無碍に使いこなされてきた「武相荘」の一角、野良仕事用の納屋を改造した「能ヶ谷ラウンジ」で、白洲次郎と白洲正子の生活の面影を感じながら、現代に生きている私たちにとってのよろこびを問いかけ、音楽と書で表現します。

また、好評の書と音のワークショップは、誰でも気軽に参加できます。楽器で参加希望の方は楽器をお持ち下さい。即興の表現を一緒に楽しみましょう。


出演者プロフィール

Miya(音楽)
ジャズ、即興の手法を通して世界の境界にある中間的空間を探検する音楽家。ヨーロッパ、アジアを中心に国際的に活動。アートなどとのジャンルを越えて連携する。共演や取り組みは、能楽や神楽から爆音モジュラーまで幅広い。書道やダンス、写真などビジュアルアートとも連携する。  

白石雪妃(書)
伝統的な書の世界を伝えつつ、書道を総合芸術として昇華させる独特の世界観は高く評価されている。フランスやNYでも積極的に活動、生演奏との融合から生まれるライブ書は多くのファンを魅了している。2014FIFAワールドカップ日本代表新ユニフォームのコンセプト「円陣」揮毫。
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このイベントの投稿者

Miya

  • 日本
着物で来場できる音楽イベントのご案内です。

イベント情報